2023年1月26日
キャンプ場に行く方法は「車」が最もメジャーですが、ハイキングを兼ねた「徒歩キャンプ」の人気が高まっているのをご存知でしょうか。
車で行くキャンプとは異なり、徒歩キャンプは簡単ではありませんが、徒歩キャンプならではの楽しみ方があります。
この記事では徒歩キャンプの魅力や始め方、必要な道具などを解説しています。
最近、自動車やバイクを使わずに、徒歩でキャンプを楽しむ人が増えています。
車を持っていなくてもアクセス可能なキャンプ場があることから、徒歩という選択肢を選ぶ人が多くなっているのでしょう。
さらには、車を持っているけれど、よりアクティブな体験がしたいというキャンパーが徒歩キャンプにハマってしまうパターンもあるようです。
車でアクセスするのと比べれば身体は疲れますが、自分の足でキャンプ場まで到着できたよろこびは、ひと味違うのでしょう。
徒歩キャンプとは、キャンプ場の最寄り駅までは電車やバスなどの公共交通機関を使用して、その後は公道や山道を歩きながら徒歩でキャンプ場へ行くスタイルのことです。
イメージとしては、日帰り登山ではなく「登山をして宿泊もする」に近いです。最寄駅からのアクセスしやすさでキャンプ場を選べば、徒歩の大変さは調整することができます。
徒歩キャンプは、YouTuberによる動画の発信などがきっかけで、多くの方が興味を持つようになりました。
そんな徒歩キャンプの魅力として、以下の3つが挙げられます。
一つずつ、詳しく解説していきます。
車でキャンプ場に行く際に、心配なことといえば渋滞ではないでしょうか。渋滞すれば到着時間も大幅に遅れる可能性がありますし、運転そのものにストレスを感じてしまいます。
せっかく便利な車で行ったのに、キャンプ場へ到着する頃には疲れ果てていた……という事態にもなりかねません。
しかし、徒歩キャンプなら渋滞とは無縁です。山道が人で渋滞してしまう、ということはキャンプ場周辺の道ではなかなか起こり得ないため、自分のペースで移動できます。
また、公共交通機関の時刻をしっかりと下調べしておけば、大きなアクシデントが発生しないかぎりは、予定通りに最寄り駅まで到着できます。
徒歩キャンプでは、自分の力でキャンプ場まで移動するため、他の移動手段にはない達成感を味わうことができます。
徒歩キャンプは当然キャンプ道具を自分で背負って歩きます。移動だけでもそれなりに苦労するでしょう。事前に調べたルートをたどりながら、無事にキャンプ場まで着けばやっと一息つくことができます。
そんな苦労を乗り越えて目的地までやって来た達成感は計り知れません。テントを設営し、チェアに腰掛けて一休みをする時間が贅沢なひとときとなるはずです。
徒歩キャンプでは、車では行けないルートを徒歩で行くことになります。その道中では、さまざまなお店を発見したり、美しい景色を見ることができるでしょう。アウトドアだけではない小旅行のような時間を過ごせるのも、徒歩キャンプの魅力です。
徒歩キャンプをやってみたい!と思ったら、まずは、徒歩キャンプに適したキャンプ道具を選ぶことから始めましょう。 続いてキャンプ場を選び、ルールを守りながら徒歩キャンプを楽しみます。
普段からあまり長距離を歩かない、重い荷物を持って移動することがないという方は、いきなり徒歩キャンプを始めると怪我や事故につながる可能性もあります。日々のウォーキングや軽いトレーニングをして、徒歩キャンプに備えましょう。
徒歩キャンプの始め方を、3つのステップでご紹介いたします。
徒歩キャンプをする上で、重要なのがキャンプ道具の選定です。 テントに関して言えば、設営のしやすさと快適さ、畳んだ時にどれだけコンパクトになるかという点を全てクリアしたものを持参しなくてはなりません。 どれか一つの要素でも欠けていると、徒歩キャンプに不向きな道具となってしまいます。
ギア(装備)の一つひとつを厳選し、便利で軽量かつコンパクトなものを選ぶことは、徒歩キャンプの基本といっても良いでしょう。
キャンプ道具を詰めた荷物の総重量は1キロでも軽いほうが、体力的な負担は減らせます。
それでは、徒歩キャンプで必要な基本のキャンプ道具を紹介します。
バックパックではなく、車輪付きのキャリーで徒歩キャンプをする人もいますが、キャンプ場までの道のりによっては多少重くてもバックパックのみの方が良いケースもあります。
徒歩キャンプをする季節やキャンプ場の場所、やりたいことに合わせて道具をカスタマイズして行きましょう。
徒歩で行けるキャンプ場の候補の中から、キャンプ場を選びましょう。
ここで注意したいのは、初心者の徒歩キャンパーの方は無理のないルートを選ぶということです。登山に慣れていないのに、険しい山道を何時間も歩かなくてはならないルートをチョイスしてしまうと、後々大変なことになります。キャンプが終わったら同じ道を歩いて戻るということも忘れずに考慮しておきます。
徒歩キャンプに慣れるまでは、舗装された公道を歩いて行けるコースや、徒歩でのルートがわかりやすいキャンプ場を選ぶようにしましょう。
徒歩キャンプはただ歩くだけではなく、徒歩での移動を楽しむ気持ちがとても大切です。
歩いて行くからこそ立ち寄れる観光スポットなどを事前にリサーチして、徒歩キャンプを楽しみましょう。
ソロでの徒歩キャンプは自分のペースでキャンプ場に向かうことができますし、友達との徒歩キャンプなら歩きながらおしゃべりする時間も特別なものになります。キャンプスタイルに合わせて、徒歩ならではの楽しみを見つけてみましょう。
初心者の徒歩キャンパーや徒歩キャンプデビューの方におすすめな秩父にあるキャンプ場「浦山口キャンプ場」を紹介します。
浦山口キャンプ場は、豊かな自然に囲まれたキャンプ場でありながら、徒歩でのアクセスもしやすい好立地にあります。秩父鉄道浦山口駅からは、徒歩10分ほどです。
近隣には武甲山の登山口があったり、鍾乳洞の見学もできます。歩いてキャンプ場に行く前に、思いっきりアウトドアを満喫できるアクティビティを楽しんではいかがでしょうか。
また、宿泊施設としてロッジやバンガローがあったり、一部のキャンプ道具のレンタルサービスも行っているため、少ない荷物での徒歩キャンプに最適です。
近年人気が高まっている、「徒歩キャンプ」についてご紹介いたしました。
春から夏にかけて、徒歩キャンプが楽しい季節となります。通常のキャンプとは異なるポイントや注意点を踏まえて、徒歩キャンプデビューを成功させましょう。
徒歩キャンプをするには、キャンプ場選びが重要です。関東エリアで徒歩キャンプがしやすいキャンプ場をお探しなら、ぜひ「浦山口キャンプ場」にお越しください。