2022年11月29日
ロッジやバンガローのあるキャンプ場に魅力を感じているけど、今ひとつ違いがわからず困った経験はありませんか?
この記事ではロッジとバンガローの違いを詳しく解説し、それぞれのメリットやおすすめなキャンプスタイルを紹介しています。
ロッジとバンガローの違いがわかったら、理想のキャンプにぴったりな宿泊施設を選んでキャンプの計画を立ててみましょう。
ロッジもバンガローもどちらも木造小屋で、それほど外見に大きな違いがありません。そのため混同している人が多く、同じ宿泊施設を意味しているのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか。
確かにホームページ上の外見写真からは特徴がわからず見分けづらいかもしれませんが、ロッジとバンガローは全く違う種類の宿泊施設です。どちらを選ぶかによって持参するキャンプ道具に違いがでてくるほか、過ごしやすさも異なります。
ロッジとバンガローは木で作られている小屋という点は共通しているものの、その他の点について大きな違いを持つ宿泊施設です。ロッジとバンガローの違いを把握せずに予約をしてしまうと、現地に着いてから慌ててしまうこともあるかもしれません。
では、ロッジとバンガローにはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの違いを詳しく解説します。特徴だけではなく、どのようなキャンプスタイルに最適なのかもご紹介しますので、キャンププランの参考にしてみてください。
ロッジとは、木で作られている木造小屋の1つで、もともとは猟をするハンターが過ごすために山の中につくられた小屋とされています。木造小屋でありながら、ロッジには電気や水道が通っている点が大きな特徴です。大自然の中にいても不自由さを感じにくく、特別な道具がなくても過ごしやすいという魅力があります。
室内の設備が整っているという点で「コテージ」をイメージする人もいますが、コテージの方が寝室やリビング、水回りの設備が充実しています。ロッジは、コテージよりも少し簡易的な作りであると言えます。
ロッジならではのメリットは、電気・水道・冷暖房といった最低限の設備が整っている点です。
キャンプ中の入浴は、共同で利用するタイマー制のシャワールームや近くの温泉施設を利用しなくてはいけませんが、ロッジならプライベートな空間でいつでも入浴が可能です。
トイレがある点も大きな魅力で、夜間に遠く離れた外の共同トイレまで行く必要がありません。プライバシーや安全面でも大きなメリットでしょう。
エアコンが完備されているロッジなら、季節や気候による影響を受けにくく、快適なキャンプが実現できます。
ロッジを利用するキャンプは、アウトドア初心者や幅広い世代のファミリーキャンプにおすすめです。
キャンプを楽しむとき、アウトドア初心者や幼い子ども、ご年配の方が抵抗を感じやすいのが水回りのことです。できるだけ近くにお手洗いがあってほしい、すぐに手が洗える場所でキャンプをしたいといった要望にも、ロッジキャンプなら応えられます。
バンガローもロッジと同様に木で作られている小屋で、電気は通っていますが水道は通っていません。バンガロー内に設備はほとんど何もなく、シンプルな木造小屋といった雰囲気です。
ロッジはキャンプ場に限らず、スキー場などにもありますが、バンガローはキャンプ場ならではの宿泊施設としてテントの代わりに利用されています。
テントより過ごしやすいですが、アウトドアならではの雰囲気や空気感もしっかり味わえる点が大きな魅力です。
バンガローならではのメリットは、テントを持参する必要がない点やアウトドアをしっかり楽しめる点です。
キャンプを楽しむ中で最も手間と時間を要する作業が、テントの設営と撤収です。手間ひまを楽しむのも良いですが、バンガローを利用すれば到着後すぐに自然散策やアクティビティ、アウトドア料理作りなどを始めることができます。片付けも楽なので朝にバタバタすることもありません。もちろん荷物を少なくできる点も大きなメリットです。
テントと比べると快適な環境で眠れますが、その他の点においては本格的なキャンプとほとんど変わりません。本格的なアウトドアを楽しめます。
バンガローキャンプは、寝袋やランタンといったキャンプアイテムをしっかり使いこなしつつ、快適に過ごしたい人におすすめです。
バンガローは何もないただの木造小屋で、雨風や日差しを避けられる程度の役割しか求められません。過ごしやすい環境をサポートしてくれますが、木の床の上に寝袋で寝なくてはいけませんし、ランタンを使用しないと明るさも足りません。
デメリットに聞こえますがアウトドアな雰囲気が強いという点が大きな魅力で、ロッジを利用するのに比べてキャンプの醍醐味を感じやすく、存分に楽しめます。
また、バンガローを利用することで気持ちや時間に余裕ができるため、そろえたキャンプ道具をしっかり使い込むことも可能です。手の込んだ料理や焚き火などに時間をかけやすくなるでしょう。
キャンプ場の宿泊施設には、ロッジやバンガローのほかにコテージもあるのをご存じでしょうか。
コテージもキャンプ場にある宿泊施設という点が共通していますが、ロッジよりもさらに室内環境が整えられている点が大きな特徴です。一軒家の別荘を借りるようなイメージで、お風呂やお手洗い、冷暖房の空調設備のほか、キッチンやベッド、テーブルなどもそろっています。調理器具も備わっているため、キャンプ道具はほとんど持参する必要がありません。
キャンプならではの醍醐味といった点ではロッジやバンガローの方が上ですが、快適さでいったらコテージがベストです。
ロッジ・バンガロー・コテージにはそれぞれにメリットがあります。それぞれの違いを知って、やりたいキャンプのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ロッジとバンガローについて紹介してきましたが、ロッジで快適なキャンプをするか、バンガローでアウトドアを満喫するべきかで迷っている方も多いのではないでしょうか。
それなら、ロッジとバンガローがどちらも用意されているキャンプ場を選ぶのがおすすめです。比較しながら決められますし、はじめはロッジ、次回はバンガローという順番で利用することも可能です。
キャンプ場は自然が豊かでさまざまなアクティビティを楽しめます。1泊や2泊ではすべてを満喫できませんし、季節ごとに違う顔も見せてくれるでしょう。
ロッジとバンガローどちらも選べるキャンプ場を見つけて、自分なりのアウトドアスタイルを追求してみてはいかがでしょうか。
ロッジ・バンガローキャンプは、アウトドアを楽しめる時間をたっぷり確保できる点も大きな魅力です。
キャンプ場でしか味わえない自然散策や、開放感あふれる環境下でのバーベキュー、ボールやフリスビーなどを用意してからだを思い切り動かすのも気持ち良いものです。
川の横のキャンプ場なら川遊びを楽しめます。中には、魚のつかみ取りや川釣りがOKのキャンプ場もあります。湖の横のキャンプ場ならカヌーや釣り、山が近ければ登山も楽しめるでしょう。
ロッジやバンガローに荷物を置いて、外で焚き火をしたりキャンプ飯を作るといったゆったりとした時間を過ごすのも楽しみ方の一つです。
ロッジ・バンガローキャンプをするには、まずキャンプ場を決めて予約をする必要があります。
ゴールデンウィークやお盆といったハイシーズンは予約が早めに埋まってしまうため、気になっているキャンプ場がある場合はホームページをチェックして、早めに予約するのがおすすめです。
キャンセル料の発生はキャンプ場によって設定がさまざまですが、予約の1ヶ月前までなら無料で行えることがほとんどなので、とりあえず押さえておいても良いでしょう。
ロッジとバンガローの両方があるという条件でキャンプ場を選ぶなら、埼玉県秩父市にある「浦山口キャンプ場」がおすすめです。
ロッジサイトにはホワイト調のモダンな棟が並んでおり、リゾート地のような雰囲気が魅力的です。室内にはお風呂とお手洗いはもちろん、エアコンやテレビも完備と充実しています。
荒川に沿ったサイトにはバンガローがあり、最大12人と大人数での利用も可能です。
浦山口キャンプ場では、人数を問わず楽しめるアクティビティも充実しています。バーベキューをはじめ、マスのつかみどりや釣り、自然散策、登山、鍾乳洞見学を楽しむことができます。
キャンプ場の宿泊施設には、バス・トイレ、エアコン完備の「ロッジ」、アウトドアらしさを満喫できる「バンガロー」、自宅のように過ごせる「コテージ」があります。それぞれの違いを知っておくことで、宿泊キャンプを気軽に楽しめます。
ロッジとバンガローは似ていますがそれぞれに異なる味わいがあります。この記事で紹介した特徴を踏まえて、ロッジキャンプ・バンガローキャンプを始めてみましょう。
埼玉県秩父にある浦山口キャンプ場ならロッジもバンガローも選ぶことができ、さまざまなスタイルのキャンプに挑戦しやすいほか、自然を満喫するアクティビティも存分に楽しめます。
浦山口キャンプ場のロッジやバンガローを活用して、気軽な宿泊キャンプ&アウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。